40歳で貯金なしで将来が不安な人
「40歳になっちゃったけど、未だに貯金なし。こんなご時世だから給与もなかなか上がらないし、貯金なしじゃ不安。どうしたらいいかな?」
という人のために40歳でも1000万円貯める方法教えます。
目次
40代の貯蓄額平均は?
SMBCコンシューマファイナンスの調査によると2018年は316万円という調査結果が出ています。
ただし、2019年と2018年を比較したデータでは、貯金のできていない人が17.1%→23.1%(20代、30代を含む)と増加。さらに316→196万円と減少となっています。
上記のことから、貯金のできていない人は貯金をせずに消費に回しており、さらに貯金の減っていることから、貯金を切り崩して生活にあてている可能性がありますね。
この傾向は、2019年10月から開始になった消費増税も一因となり、今後ますます貯金額は減っていく可能性がありますね。
40代はどれくらい貯蓄が必要?
では、実際にどれくらいの貯蓄があればいいんでしょうか?
多ければ多いほどいいのは当たり前ですが、なかなかそうは行きませんよね。
現実的な数字で考えてみたいと思います。
ちなみに40代の平均年収は460万円だそうです。
(参考:賃金構造基本統計調査)
一般的に病気や怪我などで働けなくなった時に年収の半分くらいあれば、安心という目安なので、230万円(年収の半分)くらい貯金があればひとまずセーフだと思います。
上記の通り、年収の半分以上貯金があるよ!
という方は安心してもいいと思いますが、先日政府が老後に必要な金額を算出し、2000万円という試算をしていることから、1000万円以上の貯金をまずは目指してみてはいかがでしょうか。
40歳で貯金がないと将来どうなる?
じゃあ、年収の半分の貯金がなかったり、0円だったらどうでしょうか?
将来的に困ることがあるんでしょうか?
ここも現実的に考えてみたいと思います。
あなたが毎日しっかりと働いていて、この先も病気や怪我などをしないという前提であれば、ひとまず定年までは問題ないかと思います。
自分自身が健康であったとしても、親の体調が悪かったり、介護が必要になってくる場合には、仕事を休んだり辞めたりすることもあるかもしれません。
突然のアクシデントの際には、貯金がないと行き詰まってしまいます。
なので、しっかりと現金もしくは資産を持っておくことをおすすめします。
40歳から1000万円を貯めるには?本業だけでも可能だけど・・・。
では、40歳から1000万円貯めるにはどうしたら良いでしょうか?
しつこいですが、ここも現実的に考えてみたいと思います。
貯金額は手取り額の2割が理想と言われています。
仮に年収が460万円だった場合には、手取り額では350万円です。
350万円÷12ヶ月=29.1万円の2割なので、2.9万円が理想の貯蓄額ですね。
上記の前提を元に65歳を定年と考えてみましょう。
40歳から貯金を始めたとして、25年間あります。
昇給もありますが、このご時世あまり望めないことを踏まえ50歳以降は500万円(手取り378万、貯金3.1万円)で計算をしてみたいと思います。
40歳代の貯金額:2.9万円☓12ヶ月☓10年=348万円
50歳代以降の貯金額:3.1万円☓12ヶ月☓15年=558万円
つまり65歳定年までにできる貯金額は、906万円となりました。
おぉ!ここに退職金を合わせることで、なんとか1000万円に届きますね。
ただ、先程の2000万円には1000万円ほど不足をしていることを考えると、もっと貯金額を増やしたいところではありますね・・・。
+1000万円を貯める方法は?
先程の計算から、本業だけの貯金では1000万円を貯めるのがやっと。
という計算結果が出ましたね。しかも、安定的に2割を貯める。
ということを続けられた場合です。
実際には、いろんな出費がかさむと貯金を崩したりするときも、あると思いますので、退職金を入れてギリギリで1000万円というのが現実的なラインだと思います。
では、どうしたらもっと余裕のある貯金ができるでしょうか?
僕のおすすめは副業です。
僕自身、すでにやっているから分かるんですが、ネットビジネスを副業として収入の柱とすることで、貯金を加速度的に増やすことが可能なんですよ。
もし詳しい話に興味があれば、こちらの記事も参考になさってみてくださいね。
まとめ
今回は、40代で貯金が1000万円貯められるかどうか。
というのがひとつのポイントでしたが、しっかりとコツコツ貯金することで、近い額は貯金できることがわかりましたね。
ただ、25年後の老後は社会保障もどうなっているかわかりませんし、年金制度自体が機能しなくなっている可能性が高いことを考えると、今のうちにガッチリと貯めておくに越したことはないかもしれませんね。