派遣社員と正社員の格差を感じた2つのこと(後編)-正社員への道のり-

      2016/06/30

 

前編からの続きになります。

前編をまだご覧になっていない方は、こちらからどうぞ。

派遣社員から正社員は狭き門?

派遣社員から正社員になる方法としては大きくわけて2種類あります。

1、派遣社員として働いている会社に直接雇用してもらい正社員になる。

2,正社員を募集している会社に中途採用してもらい正社員になる。

1の派遣社員から正社員になる確率は、ズバリ会社の規模と年齢による考えています。

会社の規模が小さく人手不足の場合は、派遣社員としてしっかりと社員並みかそれ以上の成果を出していけば、正社員登用への打診があることが少なくないようです。

 

自分も20名程度の規模の会社で派遣社員をしていた際に、何度か正社員へと誘われました。

希望する業種でなかったため、お断りしたのですが素直に嬉しかったのを覚えています。

まだ20代で若かったため、そういった部分もあったのではないかと思います。

 

ただ、いわゆる大企業といわれる大きな会社では、正社員への登用はまず無理だと思ってください。

最大手と呼ばれる会社で数社働いてきましたが、まずそんなことは周りの噂レベルでもなかったです。

大手でチャンスがあるとすれば、比較的若いネット系企業であればそういったチャンスはあるようです。

 

実際に一部上場している会社で正社員として働いている時に、何度もアルバイトを正社員へと登用しているのを目の当たりにしており、そういった会社もあるのかと感心したものです。

ただし、そういった会社は常に人手不足である可能性が高い=ブラック企業に近いため注意が必要です。

せっかく正社員になっても長く働かなかれば意味がありません。

 

2の正社員を募集している会社に中途採用として正社員になる。

こちらが正社員を目指している人が目指すべき方向です。

最初から正社員としてのポジションを用意しているため、条件さえマッチすればしっかりと正社員として雇ってもらえるからです。

派遣社員として実績を残して頑張って、正社員に登用してもらうことは素晴らしいと思いますが、現実的にはかなり困難だと言わざる終えません。

タイトルでは狭き門だと書きましたが、実際はそれ以上の困難さだと考えてください。

もちろん自分の希望を通そうとすればそれ以上の困難さがつきまといます。

 

派遣社員をやめて正社員になる方法

自分が派遣社員から正社員を目指したきっかけはズバリ結婚でした。

当時、付き合っていた彼女との結婚を考えており派遣社員では、親御さんにも挨拶に行けないし、なにより派遣社員の不安定な収入ではとてもやっていけないと考えたからです。

もちろん彼女の思いとしても、正社員になってほしいと強く希望していました。

さっそく就職活動に取り組みました。

 

転職をするにあたって利用したサービスはズバリ転職エージェントです。

IT関係の職種を希望していたため、IT特化の最大手のワークポートをメインに据えて転職活動を行いました。

自分から転職活動を行うリクナビネクストやマイナビは30代半ばの自分には不利だと考えたため、転職エージェント経由のみで転職活動をしました。

さっそくかなりの量の企業を紹介してもらいましたが、ほぼほぼ書類選考で落ちます。

よって、最初の申し込みでは自分に合わない企業でも採用面接の段階で断るくらいの気持ちで応募したほうがチャンスを広げることができます。

いくらこちらが希望しようと相手のいることですから、面接という自分をアピールする土俵へと登らなければ、転職活動は成功しません。

また、時間が経てば立つほど自分のモチベーションも低下していきますし、エージェントの紹介頻度も確実に低下していきます。

転職活動は時間との戦いです。

よってチャンスは自ら広げていくべきです。どんどん積極的にエージェントが勧めてきた企業には応募しましょう。実際に自分も落ちるとわかっている企業や行きたくないと思う企業も応募だけはしていました。

また、リクナビネクスト等の転職サイトでも企業側からメッセージを貰えるオファー機能だけは利用していました。いつどんなチャンスが転がってくるかわからないからです。

 

その後、紆余曲折あって、ようやく自分が行きたいと思う職種で、最終面接までたどり着いたのです。

ただ、最終面接は社長を含む幹部との面接だったのですが、あまりにも話しが弾まずに見事面接は落ちました。

かなり感じの悪い社長と幹部たちでした。

 

もちろん自分の考え方やスキルが条件を満たしていなかった部分もあったかもしれませんが、面接という場所は企業が選択をするだけでなく、求職者も選択をする場所でもあるのです。

よって企業側にも真摯に誠実に面接に望んでもらいたいものです。

 

とまぁ、その面接にすべてをかけていたため、かなり落ち込みました。

当分、面接は無理だな。と自分で感じるほどに心が折れてしまったのです。

彼女からも頑張っているから、もう少ししたら活動を再開したら?と励ましをもらいました。

 

そういった紆余曲折を続けながら、ある時、別のエージェントから打診がありました。

リクナビネクストのオファー機能経由での紹介でした。

最初は別のエージェントということで迷いもありましたが、チャンスは自ら広げていくとの思いである企業を受けることにしました。自分の希望する職種でした。

一時面接で、担当者の方からかなりの高評価を頂き、二時面接を飛ばして最終面接へ。

最終面接の場所で採用をいただけたのです。

転職活動を始めてから約10ヶ月。

新しいエージェントの紹介から約10日間の電撃的な決着でした。

 

自分の感じたこととしては、やはり諦めずに転職活動を続けることで正社員になれるんだ。

ということです。

書類選考や面接で落とされつづけると社会から必要とされていないんじゃないかという気分になってくるのですが、そこで諦めたらもっと後悔する日々が続くことを考えると、頑張れるときに頑張ることが大事だと思うのです。

 

また、自分一人ではどうしても精神的に追いつめられることも多いです。

そんな時は友人や家族の助けを借りてください。相談するだけでいいんです。

自分も彼女の助けがなければ、最後まで頑張れなかったと思うのです。

 

まとめ

転職面接で落ちた理由は、長すぎる派遣社員の職歴だと感じました。

派遣社員は基本的に補助要員です。現場がコロコロ変わることは不思議ではありません。

よって職務経歴書がどんどんと上塗りされていき、何社も転職しているように映るのです。

よって、転職を繰り返している不安定な人材との判断を下されてしまう可能性が高いです。

 

また、派遣社員という働き方をしていると正社員のように重要なポジションはまず与えられません。

よってスキルもある程度経験を積んでいくと、それ以上磨かれずに年齢とスキルが見合わなくなってくるため、正社員の募集要件を満たさないことが多いように感じました。

 

最後に年齢と役職です。

30代後半であれば、リーダーとして活躍が求められる年齢ではありますが、派遣社員ではまずそんなリーダー的役割の経験は詰めません。よって年齢とのギャップが大きく弾かれる理由となるようです。

 

ネガティブな要因を上げましたが、最後は人柄とやる気です。

自分自身がしっかりとやりたいことを掲げて、粘り強く訴えていけば正社員登用への道は開けると思います。

これから正社員を目指す方のひとつの参考となればと思います。

 - 働き方, 問題提起